NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
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聖者は『念仏三昧』を真っ黒な炭に火がついて真っ赤になり炭と火が一体となった所にお喩えになり、我らが煩悩の黒炭も如来の慈光に霊化して光明態となり霊感極まりなきを感ずるに至るとしておられます。その際 炭に火をおこさんとて扇ぎて酸素をおくるに、「火微かなるに風強ければ、火かえって消ゆ。」と述べておられます。「これを扇ぐは火を炭におこさんが為なり。我等が称名は風の如く、心に如来の恩寵を感ずるは、炭の火の点じたる如し。もし火と風とのよろしきを得れば、火ますますさかんなるが如し。すべからく知るべし」と。お慈悲のたより(中巻)に見えるこの一節「火微かなるに風強ければ、火かえって消ゆ。」は私達がお念仏申します時の心得として深く味わうべきかと存じます。

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