NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
弁栄聖者や笹本戒浄上人様に念仏のご指導を受けられた方々の中に(在家にあっても)初歩の仏眼を開かれた方が複数おられることはすでにご紹介致しましたが、これは考えてみれば大変なことでありまして、聖者の御教えの卓越性の証ではなかろうかと思われます。最近読んだある本の中に日本に伝わった仏教は大乗仏教であるけれども、そもそも大乗(北伝)仏教がもともとの仏教から分かれた時にお釈迦様がお説きになった成仏の為の修行法が抜け落ちてしまったとあり、それが原始経典の中にある七科三十七道品であると書いてございました。聖者が広島において高弟の方達の為になさいました最後のご講話のテーマもこの三十七道品であり、私共はつたないながらもこの道行きに従ってお念仏をさせて頂くご指導を受けている訳です。加えて聖者は誠に興味深いことをおっしゃっておいでになります。それは三十七道品の科目の中身も名義も知らずとも一心に念仏して三昧発得したある老女がお悟りの奥堂に達して、その心理状態においては一々その道品と合致して全く違わないという内容で以下の通りです。『・・・美濃国に一人の老尼あり、道心堅固にして念仏勇猛にして三昧発得す。その老尼に覚支(念仏7覚支)の心理状態を説示するに、一々その心相と相応して違わず一々肯定して実に然りとす。云々』(聖者のご遺稿集のうち 無称光・三十七道品に収録) ![]() ![]() |
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