NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
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悟の位の仏眼の状態でこの世を去ると肉体のない有余涅槃が実現し、再び必ず人間として自然界に修行に出されると言います。これは残っている肉の心は自然界(娑婆)においてのみ消滅させることが出来るからです。それに対し、三身四智・入の位の仏眼を得てこの世を去ると肉体と肉の心の両方から脱却して真実の根本仏と実在的に合一します。この境界は一面から言うと無余涅槃、他面から言うと(無量無数に身を分けて衆生済度すると言う意味を以て)無住処涅槃です。それでこれを無余即無住処涅槃と言います。    
 従来の仏教では、精神的に構成しても肉体を持ってこの世にある状態が有余涅槃、寿終の後 浄土に往生した状態が無余涅槃とされていました。しかし弁栄聖者は、肉体がなくても肉の心の残っている間は暫定的往生であるので有余涅槃であるとなさいました。そして三身四智の仏眼を得て初めて無余即無住処涅槃となると言うのが大ミオヤの法則であると説き明かしておられます。
                                                                                                       『光明誌 S63.10/H2.10』参照


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