NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
天台智者大師智顗(568~597)が、光州大蘇山に南岳慧思の門をたたいた時、慧思は大師をひと目見て「昔お釈迦様が霊鷲山で法華経をお説きになられた時に同じ席で聞いた者同士ではないか」と不思議な再会を喜ばれ智顗はお弟子となったと伝わっており、これを「霊山同聴の宿縁」と言うそうです。大師は慧思の指導のもとで一心に修行し、ついに法華経の真髄である法華三昧という最初の悟りを得ました。 私どもは、念仏三昧により時空の框(かまち)を脱した境界においては三世を当念に収める故にお釈迦様が霊鷲山でお説法をしておられる姿を拝むことも出来ると承っておりこのエピソードもたいそう興味深いものです。先年、京都国立博物館の国宝展で天台智顗の御衣が展示されているのを拝見したときはしばし佇み感慨に耽りました。2024.10.31 |
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