NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
名体不離とは三昧の世界においては名と体が離れない、即ち名と名の指し示す実が三昧定中にあっては離れないことを言います。弁栄聖者は聖名を呼ぶと共にはっきりと慈悲のご相好(みすがた)が想われることを名体不離と仰っいました。「(有名な大原問答によれば)至極大乗の意は名体不離、しかし名が即ち体と言うのではありません。三昧の世界では名と体が離れません。即ち名と名の指し示す実とが離れません。名を申しますと直ちに体が現れ、体が現れるとすぐに名が現れます。弁栄上人は、み名を呼ぶと共に心にはっきりと慈悲のご相好(みすがた)の憶われることを名体不離と申されました」。(笹本戒浄上人偲び草及び笹本戒浄上人法語抄より) 従って南無阿弥陀仏という文言自体が、何かしら呪術的な力を持つ訳ではありません。 三昧の世界には散心(さんじん)の世界とは別の法則が働いていて、三昧定中においては思った事がそのまま実現するというのもその一つであり、名体不離の原理もこれ準ずると考えられます。2024.10.30 |
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