NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
【六道輪廻】地獄・餓鬼・畜生の三悪道に修羅・人間・天上の三善道を加えた六通りの心の世界を輪廻するのを迷いと言う が、習慣的意思活動は業として即ち勢力となって繰り返し次の生を形作り続けることになる。聖者は生死輪廻の本体は 阿頼耶であるが、それを導いて再現あらしめるのは意識の作用、言い換えると自己の行為及び意思の勢力であるとされ た。(ミオヤの光 輪廻の巻)これらは自然因果律と善悪の因果律に導かれて発現する。 【三身四智の身となる】成仏の完成。仏眼の最高位「入の位」に入る事を云う。観念的一切智を経て認識的一切智を万位と するが、人間の生理状態が仏化されたこの極致まで、到達されたのはこの地上で釈尊お一人であるとして、光明主義 ではあえて如来様のお世嗣という表現を使う。極楽浄土往生九品の上品上生に相当する。この三身四智の仏眼の満位 が成仏。 如来のお徳を内証の功徳と外用の功徳に分けるうち、三身・四智・十力・四無畏・十八不共法を内証の功徳と言う。 〈三身四智〉と言うのは、この内証の功徳全てを三身と四智で代表させて言うと考えられる。因みに外用の功徳は相 好・光明・説法・利生。 弁栄聖者が三身四智の仏眼(観念的一切智)を開かれたとき、釈尊とご自分の間に唐の善導大師と法然上人を三昧直観された と言う。これに徳本行者を加えて以下の五人の方々が三身四智の仏眼を開かれていたことが聖者によって明かされた。 釈尊(紀元前五世紀)人類史上初めて成仏への道を発見しそれを示された。そのお悟り(達成された)成仏の境地が三身四智 の仏眼の最高位・認識的一切智である事が弁栄聖者により史上初めて明らかにされた。 善導大師(六一三年~六八一年頃)中国唐代の長安で布教活動された三昧発得の師。その主著『観経疏』(観無量寿経の 注釈書)の一節「一心専念弥陀名号 行住坐臥不問時節久近 念々不捨者名正定之業 順彼仏願故」により法然上人が浄 土宗を開かれたので高祖と仰ぐ。 法然上人(一一三三年~一二一二年)浄土宗の開祖。主著「選択本願念仏集」の他に「一枚起請文」が重視されるが、弁 栄聖者は後にその内容が「宗祖の皮髄」として刊行された大正五年知恩院における高等講習会でご道詠を挙げつつ法 然上人の真精神をお明かし下さった。 *光明主義では法然上人は最晩年に三身四智の仏眼を開かれたと見る。 徳本行者(一七五八年~一八一八年)江戸時代後期紀州に出られた念仏行者。壮絶な修行で知られるが、遺されたお歌に よりそのお悟りの深さが偲ばれる。弁栄聖者によってそれまで知られていなかったその境涯が三身四智の仏眼の境涯 である事が示された。ひと目でそれと分かる独特の字体による六字名号碑は現在の長野県・和歌山県・神奈川県など 広範な地域に見らその数 数千基を超える。 弁栄聖者(一八五九~一九二0)光明主義を主唱し釈尊・善道大師・法然上人の真精神(真の境涯の内容)を、今を生きる 我々に明かし伝えて下さった。 相模原如来光明会 October2007 作成 / December 2022 改定
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