NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
明治の終わりに弁栄上人から栃木在住のある信者宛にしたためられたお手紙に、健康を害して生じた伝道の余暇に浄土教の哲学的方面を研究し大いに得るところがあり、十二光の聖名という宝鑰(宝のかぎ)を如来様から与えられそれによる伝道を託された事が記されています。 「如来の境界は凡夫の心力の及ぶ処にあらず。この神秘不測の妙境を窺わんと欲せば、如何なる方便を以ってか之を能せん。空拳を以っていかでか千重の鉄関を打破することを得ん。・・・・・・・世界文化大いに発達せり。宗教焉んぞ独り開発せざるの理あらんや。ここに於いて如来ひそかにこの愚昧なる小弟子をえらみて、之を開くべきの宝鑰を授与したまえるなり。故に選ばれたる小弟子、自ら不敏を顧みず、十二光によりて如来の霊とくを密かに開くの命を奉ず。自ら感謝おく事を知らざるなり。宇宙の真理は悉く十二光によりてつくせり。よって如来光明三昧を以って主義とし奉るなり。・・・三世諸仏はこの光明によりて成仏し給えり。云々。」 「この十二光の宝鑰は古往今来いまだ曾て真の宝鑰たるを知るの人師なく只虚しく宝の持ちぐされたるなり。」etc. (書簡集・お慈悲のたより)
広義報身の光明の御徳を十二の方面より示して
十方三世一切の 法報応の本地なる 独尊統摂帰趣に在す 無量光を頂礼す 無辺光:相 四大智慧の相にて遍く法界を照らし私共の知見を明らかにして下さる御光 如来無辺の光明は 四大智慧の相にて 遍く法界照らしては 衆生の知見 無礙光:用 私共の霊格をお造りになる 無対光: 衆生成仏 私共と如來様を一つにして正覚と涅槃を得させて下さる御光 そ 絶対無限の光明に 摂化せられし終局には 諸仏と等しき覚位をえ 大般涅 炎王光: 除一切障 生死輪廻の根本を絶って煩悩を除去して下さる御光 清浄光: 感覚美化 私共の感覚を浄化して下さる御光 如来清浄光明に 我等が塵垢はそそがれて 六根常に清らけく 姿色も自ず 歓喜光: 感情融化 私共の感情を楽化して下さる御光 如来歓喜の光明に 我等が苦悩は安らぎて 禅悦法喜微妙なる 喜楽極なく 智慧光: 仏知見開示 私共の心の知力を照らし明るくして下さる御光 如来智慧の光明に 我等が無明は照らされて 仏の知見を開示して 如来 不断光: 意思霊化 私共の意思を照らして霊化して如来様の御心を体現する身として 常恒不断の光明に 我らが意思は霊化せば 作仏度生の願みもて 聖意現す 難思光: 信心喚起位(五根五力の修行)において与えられる御光明 甚深難思の光明を 至心不断に念ずれば 信心喚起の時いたり 心のあけと 無称光: 信心開発位(七覚支の修行)において与えられる御光明 如来の慈光被れば 七覚心の華開き 神秘の霊感妙にして 聖き心によみが 超日月光:信心体現位(八正道の修行)において与えられる御光明 智悲の日月の照らす下 光の中に生活す身は 聖意を己が意とし 三業四威 ![]() ![]() |
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