NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
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「学校の授業で今迄に無い全く新しいものを教える時に、最初から新しい物を厳密明瞭に体系的に説いたのでは生徒は受け入れることはできません。最初は新旧を混交して教えながら、旧を捨てて新を取らなければならない理由を説く。そして次第に旧を捨てて新しいものに移っていく。それにつれて表現形式も新しいものに改めるべきはものは次第に新しいものにする。旧の表現形式をとっておるものについては、表現形式は新旧同一でも、形式の示す内容実質が旧と新とで異なっておる点を厳密明瞭に区別します。このようにして旧から新に移ります。弁栄上人はこの方法をお取りになって玉石混交の方便対機のご説法をなさいました。」(泉 虎一「笹本上人との問答」より)弁栄聖者は24歳の時、筑波山で弥陀三昧発得され、仏眼の初歩から一気に悟の位まで到達されたとされます、その後30代で入の位(三身四智の仏眼)に達しておられたと伝わります。そうでありますのに、聖者がある時期までは従来型の説き方を併用なさり、阿弥陀経図絵の頒布も続けておられた理由の一つが拝察出来る上記の問答です。  ( *140 その1 参照)

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