NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
「一切が知り尽くされるまでは何一つとして完全に知ることは出来ない。私ども人間が一切を完全に認識することは現実的には不可能であるから、絶対的真理は現実には到底捉える事が出来ない。我々の求め得るのは各歴史的発達段階において、その時その時に真理であると認められるものを認識する事、すなわち近似的相対的真理の認識である。このようにして更に広く深く真理を発見して行くところに文化の向上、科学の発展がある。」これが普通一般に言われていることであります。焼けば灰になるこの肉体を自分の体の全体だと思い、この大脳がなくなれば活動できない心を自分の心の一切だと誤解して真理を認識しようと致しますと、只今申し上げた通りになるのは当然であります。「私どもには本来宇宙大の身と心がある。それが無明の心の為に認識せられないで、この物質的拘束を受ける身と心だけを自分の身心であるかのごとく誤解しておる。」この事実に明了に気付く事が実に大切であります。この事実に早く気付いて、本来大宇宙を身とし心としておる私どもの真実の姿を正しく体験すべく精進努力致しませんと真理の認識も、数学の本質真相も正しく直観できるようになれません。相対的差別の現象の一つ一つに絶対の真理を直観出来るようになりました処を弁栄聖者は「無生法忍の境涯だ」とされました。この無生法忍を得ますと無定義要素の実質内容も正しく直観出来、数学の理論体系も価値判断もすらっと出来ます。修行の途中で何ら信念の変更を要せず無生法忍を得る修行方法を(人類史上)初めて明了に私どもにご教示下さった弁栄聖者は本物の数学を私どものものとする道をもお教え下さったと申す事が出来ます。笹本戒浄上人全集(下)より ![]() ![]() |
カレンダー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(01/05)
(12/28)
(12/12)
(12/04)
(03/06)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
P R
|