NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
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法華経第二十五巻普門品に観音樣の修行成就後の衆生済度のお働きが詳しく書かれているものの、如何に修行し如何に悟られたかは説かれておらず、それが記されているのは首楞厳経(シュリョウゴン)第六巻。その要諦を笹本戒浄上人樣が「観音様は声を聞く時、聞こゆるを聞いて(聞聞)大宇宙を自己とされた」とお説き下さっています。この聞こゆるを聞くとは、聞こえている音に気をつけるのでなく聞こえている音の覚り(ワカリ)という所に気をつけるという事。観音様はその覚りに気をつけて遂に大宇宙を自己とされたのであると。 「聞こゆるを聞けばはっきり覚り坊 宇宙貫く姿なりけり」文殊菩薩は実に発悟の妙法とこれを讃嘆なさいました。臨済禅師もこれを勧め塩山の抜隊(バッスイ)禅師は「・・三十年聞こゆるを聞いて発悟せずば俺の首をやる」と言われたそうです。戒浄上人も「歩く時も下駄の足音を聞いて覚りである所に気をつける。電車に乗っても走る音の覚りという所に心をとめる。全て聞こゆるを聞いて三十年修行して大河に目覚めなかったら私も首を差し上げます。」とおっしゃいました。《以上杉田上人樣ご法話より要約》

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