NINJATOOLSを利用して2009年6月11日設置
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弁栄聖者は私どもが如来様をお慕いするのに3つの段階があるとお説きになりました。第一期は母を慕うように 第二期は異性を恋い慕うように 第三期は神秘融合した本当の我を慕うように愛慕すると。そしてお慕いする心の成長が読み取れる法然上人様のお歌を3つ挙げて下さいました。「われはただ仏にいつかあふひ草心のつまにかけぬ日ぞなき」は第一期の歌で親様をお念じしお慕いすることは日々心(のはし)にかけない日はないというのです。しだいに熱烈に身をも心も惜しまないという風に如来様をお慕いになられた所が第二期で「かりそめの色のゆかりの恋にだにあふには身をも惜しみやはする」でこれを聖者は《霊恋》と表現なさいました。そうしてついには活きた如来様にお逢いすることがお出来になった所が第三期で「阿弥陀仏と申すばかりをつとめにて浄土の荘厳見るぞうれしき」となられた。神人合一していないときは救われる私どもと救う如来に区別がありますが、神人合一した後はその如来様が本当の我であることに気づき、不思議なことにその後は本当の我に対する愛慕へと変わっていくというのですね。

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